专利摘要:

公开号:WO1989007751A1
申请号:PCT/JP1989/000132
申请日:1989-02-10
公开日:1989-08-24
发明作者:Hiroshi Sakashita;Norihide Yoshida;Tatemi Yoneda
申请人:Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho;
IPC主号:G01D5-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 磁気感応素子用ホルダー
[0003] 技 術 分 野
[0004] 本発明は磁気感応素子を保持 し所定位置に固定するため のホルダーに鬨する 。 更に詳述する と 、 本発明は磁気式ェ ンコーダに適用 し う る磁気感応素子用ホルダーに閧する 。
[0005] 技 用 き
[0006] 本明細書において 、 ホルダーと は磁気感応素子を固定す るための部品で、 これには入出力端子の信号線も含まれる 。 また、 磁気感応素子と は、 磁気エネルギを検出対象と する 所請磁気センサであ り 、 磁気抵抗素子やホール素子、 薄膜 磁気へッ ド等が含まれる 。
[0007] 背 景 技 術
[0008] 従来、 磁気感応素子 4 は、 磁気式エンコーダ等に使用す る場合、 F i g . 1 2 に示される よ う なホルダー 1 1 に固定さ れて磁気 ドラム と所定のギヤ ッ プを隔てて対向する よ う に 配置されている 。 この磁気感応素子用ホルダー 1 1 は、 例 えば実開昭 62 - 20, 31 3 号公報に示されている よ う に、 位置 決め用のピン 1 1 b と 調整用長孔 1 1 a を有し、 回路基板 に穿孔された位置決め穴にピン 1 1 b を嵌め込んだ状態で 長孔 1 1 aにビス 1 0 を通 して回路基板に固定 し、 磁気 ド ラム と の間のギャ ップを長孔 1 1 a を利用 して調整 し得る よ う に設けられている 。 また、 F i g . 1 3 に示される よ う に、 磁気感応素子 4 が固定された H形の分離ホルダー 1 3 と 、 これを垂直方向に嵌め込む左右一対の凸部 1 2 a と溝 1 2 b と を有する固定ホルダー 1 2 とを組合せるホルダーがあ る このホルダーも固定ホルダー 1 2の左右の長孔 1 2 c , 1 2 c を利用して固定ホルダー 1 2全体を移動させるこ と によ りギャ ップの調整を可能と している。 また、 特開昭 61 -ί65, 621号公報に開示されているホルダーは、 F i g , 1 8に 示すよ う に、 磁気感応素子を固定する可動ホルダー 1 4 と この可動ホルダー 1 4 を保持する固定ホルダー 1 5 とに分 離され、 固定ホルダー 1 5内に移動自在に収納した可動ホ ルダー 1 4 をギャ ップ調整ねじ 1 6 とばね 1 7 と によって 前進ないし後退させて位置調整するよ う にしている。
[0009] しかしながら、 ホルダー 1 1 , 1 2 を回路基板等に微調 整移動可能に固定するための長孔 1 1 a , 1 2 c を設ける 場合、 ホルダー 1 1 , 1 2を左右に突出させた形状にしな ければならず、 ホルダー彤状が大き くなつて小型化できな い不利がある。 また、 Π g . 1 8のホルダーの場合にも、 固 定ホルダー 1 5を基板に固定するためのビス穴 1 8, 1 8 を左右に設けるため、 ホルダー形状が大き くなるこ とに変 わりはない Φ このため、 基板上の占有面積が広くなる。 し かも、 ホルダ.一の固定にビス 1 0 を用いた り 、 そのための タ ッビング加工等が必要になるためコス ト高となる欠点が ある。 また、 ギャ ップ調整ねじ 1 6によって可動ホルダー 1 4を調整移動させる場合、 調整ねじ 1 6やばね 1 7 を収 容するため構造が極めて複雑かつ大型となる欠点がある。 また、 磁気抵抗素子 4は、 Fig. 1 4 に示される よ う に、 一般に複数個の抵抗体 FM , R2 , R 3 , R 4 によ って抵 抗パターンが構成されている , そ して 、 この抵抗パターン は、 対向する磁気 ドラム 8に固定された磁気記録媒体 9の 感磁面 4 aの中心と 最も近接 した点における接線 Tと 平行 に配置される こ と が望ま しいと されて いる 。 磁気感応素子 4が磁気記録媒体 9 に対 して角度 ^だけ傾斜 して固定され る と 、 磁気記録媒体 9 に最も近い抵抗体 R 1 は最も強い磁 界を受け、 磁気記録媒体 9から最も離れて いる低抗体 R 4 は最も弱い磁界を受ける こ と になる 。 このこ と は、 磁気記 録媒体と磁気感応素子 4のギヤ ッ プに対する磁気感応素子 4の有効磁界強度を表す Fig. 1 5から も明らかである 。 と ころが、 位置決めピン 1 1 b と县孔 1 1 aを利用 してギヤ ッ プ調整を行な う F i g · 1 2のホルダー構造では、 F i g . 1 4 に示されて いる よ う に、 ホルダー 1 1 を移動させてギヤ ッ プを広げるほど接線 Tと 平行な面 Τ ι に対 して感磁面 4 a が傾き を もっため平行に固定する こ と は難 しい。 また、 左右に長孔 1 2 aを有する Fig. l 3のホルダー構造につい て も磁気感応素子 4 を平行移動させる こ と が難 しいこ と か ら同様である ¾ 更に、 調整ね じ 1 6 を用いて可動ホルダー 1 4 を微調整移動させかつ固定する Fig. 1 8めホルダー構 造め場合、 可動ホルダー 1 4 を固定ホルダー 1 5 に固着す るのではないので、 振動やばね 1 7の弾発力の付与位置な い し方向のずれ等によ って 、 可動ホルダー 1 4の位置ある いは傾きが狂い出力特性が低下する虞がある。
[0010] また、 抵抗体 H i 〜R 4 は、 一般に F i g . l 6 に示されて いるよ う に結線されているが、 各低抗体間に磁界強度の差 がある と B相よ り も A相の出力が大き くなる。 しかも、 各 低抗体 R 1 , …, H 4 は偭々に感度差があるこ とから、 出 方波形の正負の比率が異なる と共に出力信号のジッタ変動 が生じる。 これらの現象は磁気記録媒体の着磁ピッチが小 さ くなればなる程顕著である。 したがって、 磁気記録媒体 9の接線 T (平行な面 Τ ι ) と感磁面 4 a とのなす角度 が大き くなればなる程、 特性のばらつきが生じる事になる 4 即ち角度 が大き くなる と 、 F i g . l 7において実線 dで示 されるよう に ^ 0の場合の破線 c と比較して波形歪が生 じ、 出力特性が悪くなる欠点がある。
[0011] 発 明 の 開 示
[0012] 本発明は、 固定ホルダーを小型化、 単純化して磁気感応 素子の占有面積を小さ くする と共に良好な出力特性が得ら れるよ う にした磁気感応素子用ホルダーを提案するこ と を 目的とする。
[0013] そこで、 本発明の磁気感応素子用ホルダーは、 屈曲可能 な信号入出力部材を接続した磁気感応素子を保持する可動 ホルダーと、 基板に固定され前記可動ホルダーを保持する 固定ホルダーと、 この固定ホルダーと前記可動ホルダーと の間において前記可動ホルダーを一方向に移動可能に案内 するガイ ド手段とから成り 、 前記可動ホルダーの移動方向 を前記磁気感応素子の感磁面に対 し直交方向に設定する よ う に して いる 。
[0014] したがって 、 本発明の磁気感応素子用ホルダーを磁気 ド ラム等に対向設置する場合、 磁気 ドラムの任意の法線上に 可動ホルダーの感磁面の中心における移動軸線が一致する よ う に固定ホルダーを基板に設置すれば、 磁気記録媒体の ホルダーに最も近接する点における接線と感磁面と が平行 に配置されかつ可動ホルダーの移動によ って感磁面が前述 の接線に対 し平行移動するので、 ギャ ッ プ調整が容易であ る と共に A · B両相の出力を均一にでき 、 特性のバラ ツキ を少な く して 出力特性を向上する こ と ができ る 。 また、 本 発明のホルダーは、 屈曲可能な信号入出力部材を含む可動 ホルダーと 固定ホルダーと に分離 しているので、 固定ホル ダーをろ う 付け可能なチ ップとすれば、 回路基板へ実装す る場合に他の回路素子と共にチ ッ プマウンタ一機等によ つ て 自動搭載が可能と な り 、 ろ う 付けなどによ って簡単に結 合する こ とができ 、 生産性の向上と組立費の大幅な削減を 達成でき る 更に、 本発明は、 固定ホルダーを基板に固定 するためのビス穴を設けるためにホルダーの一部を左右に 突出させる必要がないので、 ホルダー全体を小型化 し 占有 面積を小さ く する こ と ができ る 。 しかも 、 可動ホルダーの 微調整移動のための調整ね じやばね等の付属品を必要と し ないため、 構造が単純かつ小形で安価にでき る 。
[0015] 更に、 本発明において 、 固定ホルダー 2 が磁性金属板で 形成されている と 、 これが磁気シールドとなり 、 モータ等 で利用する際、 駆動マグネッ トやその他の外乱要素から発 生する磁気ノイ ズを抑制でき る。
[0016] 図 面 の 簡 単 な 説 明
[0017] F ί g . 1 から F i g . 1 1 には本発明の実施例が示され、 Fig. 1は磁気感応素子を保持した磁気感応素子用ホルダーの一 実施例を組立状態で示す斜視図、 F i g .2はそめ分解斜視図、 Fig.3は磁気感応素子用ホルダーと磁気記録媒体の一部を 示す平面図、 Fig.4は可動ホルダーの要部断面厠面図、 Fi g.5は本発明の磁気感応素子用ホルダーを応用した磁気式 エ ンコーダの一例を示す斜視図、 Fig.6は回路基板の裏厠 を回路パター ンと した基板に実装する実施例の厠面図、 Fi 9.7以下は変形実施例で、 F i 9 · 7は固定ホルダーが変形さ れた斜視図、 F i g .8はリードフレームが変开 された斜視図、 Fig.9は Fig.8において更にリードフレームが変^された 斜視図、 Fig. 1 0は固定ホルダーをネジ止めするよ う にし た実施例の斜視図、 F i g · 1 1 A及び F i g .1 1 Bはホルダー 構造の他の実施例を示す斜視図である。 Fig. 1 2は従来の ホルダーの他の例を示す斜視図、 F i g . 1 3は更に他の徒来 のホルダーを示す分解斜視図、 Fig. 1 4は従来の磁気感応 素子用ホルダーによってギヤ ップ調整した時の磁気記録媒 依と感磁面との鬨係を示す説明図である。 Fig. 1 5はギヤ ップと有効磁界強度と着磁ピッチとの鬨係を示すグラフ、 Fig.1 6は磁気感応素子の抵抗体の結線図、 Fig. 1 7は磁 気感応素子の出力波形図、 F i g . 1 8は従来のホルダーを示 す平面図である 。
[0018] 発明を実施するための最良の形態
[0019] 以下、 本発明の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細 に説明する。
[0020] 本発明の磁気感応素子用ホルダーは、 屈曲可能な信号入 出力部材 5 , …, 5 を接続した磁気感応素子 4 を保持する 可動ホルダー 3 と 、 基板 1 に固定され可動ホルダー 3 を保 持する固定ホルダー 2 と 、 これらの間において可動ホルダ 一 3 を一方向に移動可能に案内するガイ ド手段を構成する 一対のガイ ド部 2 b , 3 b と から構成され、 可動ホルダー 3の移動方向を磁気感応素子 4の感磁面 4 aに対 し直交す る方向に設定する よ う に している 。
[0021] 前記固定ホルダー 2 は、 本実施例の場合、 鉄板に錫メ ッ キを施 した磁性金属板を、 あ り溝を構成する よ う に折曲げ る こ と によ って形成されて いる 。 この固定ホルダー 2 の側 壁の上方には内厠に傾斜 し構造的に弾性圧接力を有するガ イ ド部分 2 b , 2 b が形成され、 このガイ ド都 2 b , 2 b において可動ホルダー 3 を保持 し一方向にのみ移動可能に 案内する よ う に設けられている 。 本実施例の場合、 薄鉄板 を折 り 曲げる こ と によ ってガイ ド部 2 b , 2 b に構造的に 弾性を与えているが、 素材自体に弾性材料例えばばね鋼等 を使用する こ と もある 。 固定ホルダー 2 の両厠部には基板 1 等に穿孔された位置決め用の透孔 l a , l a等に嵌合さ れる突片 2 a , 2 aが設けられている。 本実施例の場合、 突片 2 a , 2 aは固定ホルダー 2の底面を切り起こすこ と によって一体的に彤成されているが、 これに限定される も のではなく別個に成形されたものを固着す.るよ う にしても 良い。 固定ホルダー 2の回路基板 1への固定は、 基板 1 の 透孔 l a , l aに突片 2 a , 2 aを差し込んで位置決めし た状態で固定ホルダー 2 と基板 1 との境界部分 Aあるいは F i g . 6 に示すよ う に突片 2 a , 2 aの先端と基板 1 と の閭をろ う 付けするこ と によって行なわれる。 前述の移動 方向は可動ホルダー 3の全面に固定される磁気感応素子 4 の感磁面 4 a と直交する方向に設定されている。 尚、 固定 ホルダー 2は材質に特に限定を受けないが、 生産性等を考 盧する と基板 1 へのろ う 付けが可能な材質例えば鉄板に錫 メ ツキを施したものやその他の磁性金属板、 磁性粉末合金、 アルミニウム合金などの非磁性金属が好ま しく 、 ろ う 付け 可能で弾性構造をと り う る磁性金属板が最も好ま しい。
[0022] 前記可動ホルダー 3は合成樹脂等の絶縁体によって形成 され、 両厠に固定ホルダー 2のガイ ド部 2 b , 2 b と係合 してガイ ド手段を構成するガイ ド部 3 b , 3 bが一体的に 突出形成されている。 また、 可動ホルダー 3の前面には凹 部 3 aが形成され、 この凹部 3 aに磁気感応素子 4が嵌め 込まれ固定されている。 ガイ ド部 3 b , 3 bは、 固定ホル ダー 2のガイ ド部 2 b , 2 bに対し摺動可能な傾斜面から 成る。 この場合における摺動方向は、 磁気感応素子 4の感 磁面 4 a と 直交する方向である 。 ガイ ド部 3 b , 3 b の上 部には接着剤溜め 3 c が形成され、 固定ホルダー 2 に可動 ホルダー 3 を固定するための接着剤を貯留 し得る よ う に設 けられて いる , また、 可動ホルダー 3 の磁気感応素子 4 の 背面側にはバイ アスマグネ ッ ト 7 が埋め込まれて いる 。 尚、 前述の固定ホルダー 2 と 可動ホルダー 3 と の間で構成され るガイ ド手段には、 可動ホルダー 3 を任意の位置で仮固定 させる に十分な弾性圧接力を可動ホルダー 3 厠に付与でき る構造ない し材料とする こ と が好ま しい。
[0023] 前述の可動ホルダー 3 には信号入出力部材と して複数本 の屈曲可能な リ ー ド フ レーム 5 , …, 5 がイ ンサー ト成形 等によ って固定されている 。 本実施例の場合、 リ ー ド フ レ ーム 5 , …, 5 はその前端 5 aが、 F i g . 4 に示される よ う に、 上方に折 り 曲げられて磁気感応素子 4 の前面の端子都 と 電気的に接続され、 他端画が可動ホルダー 3 の背面から 可動ホルダー 3 の移動方向 と 同方向に突き 出されて回路基 板 1 に固定可能に設けられている 《 リ ー ド フ レーム 5 , …, 5 の可動ホルダー 3 から突出 した部分には屈曲部 5 b と 回 路基板 1 にろ う 付け固定される後端端子部 5 c が形成され てお り 、 後端端子部 5 c を回路基板 1 に固定 した状態で可 動ホルダー 3 を移動させ得る よ う に設けられて いる 。 リ ー ド フ レーム 5 の前端 5 a と磁気感応素子 4 の端子部と は電 気的に接続されて封止材 6 によ って保護されて いる 。
[0024] 以上のよ う に構成された磁気感応素子用ホルダーを磁気 式エ ンコーダに適用 した例を F i g . 1〜 F i g · 3及び F i g .5 に 基づいて説明する。
[0025] 磁気感応素子用ホルダーは、 回路基板 1 の所定位置にろ う付等の固着手段によって固定される。 このと き 、 ホルダ 一の位置決めは、 回路基板の透孔 l a , l aに固定ホルダ 一 2の突片 2 a , 2 aを挿入することによって行なわれる。 このと き 、 回路基板 1の透孔 l a , l aは磁気感応素子 4 の感磁面 4 aが磁気記録媒体 9の接線 Tと平行になるよ う に形成されている。 前記固定ホルダー 2 に組み込まれた可 動ホルダー 3の磁気感応素子 4の前方には Fig.3、 Fig.5 に示されるよ う に磁気ドラム 8が回転自在に配置されてい る 磁気ドラム 8の外周には磁極 N、 Sが交互に着磁され た磁気記録媒体 9が固定されて いる
[0026] 尚、 上述の実施例では回路基板 1の回路パター ン厠に固 定ホルダー 2 と リー ドフレーム 5の端子部 5 c を載せ、 ろ う付けによ り固定したが、 F i g · 6のよ う に回路パター ンを 裏厠に形成して固定ホルダー 2の突片 2 a , 2 a と端子部 5 c を裏厠に突き出してディ ップ半田付等で固定してもよ い .
[0027] 以上のよ う に構成された磁気感応素子用ホルダーの組み 立て及び回路基板等への実装は次のよ う にして行なわれる まず、 固定ホルダー 2のガイ ド部 2 b , 2 bの間に磁気 感応素子 4が保持された可動ホルダー 3 を揷入し、 ガイ ド 部 2 b , 2 bの弾性圧接力を利用して可動ホルダー 3のガ ィ ド部 3 b , 3 b を挾持 し、 可動ホルダー 3 を仮固定する 。 次に固定ホルダー 2 の突片 2 a , 2 a を回路基板 1 の透 孔 l a , l a に嵌入 して位置決め し、 回路基板 1 と 固定ホ ルダー 2 の厠面と の境界部分 A及び リ ー ド フ レーム 5 の端 子部 5 c を リ フ ロー炉等を用いて 自動半田付やデッ プ半田 付等によ って回路基板 1 に固定する 。
[0028] 次に磁気感応素子 4 の磁気記録媒体 9 に対するギヤ ッ プ 調整をおこな う 。 ギャ ップ調整は、 磁気 ドラム 8 を回転さ せながら磁気感応素子 4 の出力を観測 し、 適正出力が得ら れる と ころ まで可動ホルダー 3 を移動する こ と によ って行 なわれる 。 このと き固定ホルダー 2 が位置決めによ って磁 気記録媒体 9 の接線 T と平行にあ らか じめ固定されかつ感 磁面 4 aに対 し直交する方向にのみ移動可能に可動ホルダ 一 3 を保持 して いるため、 可動ホルダー 3 を移動するだけ で簡単に磁気感応素子 4 の感磁面 4 a を磁気記録媒体 9 に 対して平行移動させギャ ップを調整でき る 。 尚、 このと き 、 本実施例における可動ホルダー 3 は、 リ ー ド フ レーム 5 の 後端の端子部 5 c が回路基板 1 に半田付されて取付けられ ているが、 リ ー ド フ レーム 5 , …, 5 の屈曲部 5 b がフレ キシブルになっているため、 可動ホルダー 3 の磁気記録媒 体 9 厠への移動あるいは磁気記録媒体から離れる方向への 移動を許容する 。
[0029] ギャ ップ調整が完了する と 、 ガイ ド部 2 b , 3 b の間の 弾性圧接力によ って仮固定されて いる可動ホルダー 3 と 固 定ホルダー 2 と を、 ガイ ド部 2 b , 3 bの間に接着剤を塗 布しあるいはカシメ等の機械的固定手法を施すこと によ り 、 位置ずれを防いで完全に固定する。 接着剤による固定の場 合、 接着剤溜め 3 c に接着剤を注入するこ とで接着強度を 上げることができ る。
[0030] 尚、 上述の実施例は本発明の好適な実施の一例ではある がこれに限定される ものではなく本発明の要旨を逸脱しな V.v範囲において種々変形実施可能である。 例えば、 F i g . 7 に示すよ う に、 固定ホルダー 2の底面に台状の突出部 2 c を形成して、 この突出部 2 cの上に可動ホルダー 3 を载置 するこ と も可能である。 この場合、 可動ホルダー 3の底面 と固定ホルダー 2 との接触面積が他の実施例のものに比べ て小さ くなるので、 ギャ ップ調整時の可動ホルダー 3の移 動がスムースになる Φ しかも、 基板 1 と固定ホルダーと を 固定する半田の熟が伝わ り難い。
[0031] また、 リー ド フレーム 5 , …, 5は必要に応じて F i g . 8 に示すよ う に、 可動ホルダー 3の裏面の上厠から突き出し たり 、 F i g . 9に示すよ う に可動ホルダー 3の厠面から突出 させるこ と も可能である。 F i g . 9に示されるホルダー構造 の場合、 信号入出力部と しては、 一方向にのみ可撓性にあ る リー ド フ レーム 5 , ·'· , 5 よ り も リー ド線等のよ う に可 徺性に方向性のないものとするこ とが好ま しい。
[0032] また、 固定ホルダー 2は、 F i g . 1 0に示すよ う に、 底部 に位置決めピン 2 d とビス穴 2 e を設け、 回路基板 1 に穽 孔されて いる位置決め穴 ( 図示省略) にピン 2 d を嵌入す る一方、 ビス穴 2 e を通 して ビス 1 0 を回路基板 1 にね じ 込むこ と によ って所定位置に固定する よ う に設ける こ と も 可能である 。 この場合、 固定ホルダー 2 は、 位置決めピン 2 d と ビス 1 0 によ って固定されるので、 プラスチ ッ クな どのろ う 付け不可能な材料によ って も成形可能であ り 、 厠 壁部の上端に内側に傾斜するガイ ド部 2 b , 2 b を設ける こ と によ って可動ホルダー 3 を収容するあ り溝を形成 して いる 。 尚、 固定ホルダー 2 と 可動ホルダー 3 と を同一材質 例えば樹脂と する こ と によ り 両者の熱膨張係数を等 し く で き るので、 ホルダーの位置決めが温度に無閲係 と な り 位置 決め精度を向上でき る 。
[0033] また、 可動ホルダー 3 と 固定ホルダー 2 と の固定は、 可 動ホルダー 3 の底面と 固定ホルダー 2 の底面と の間にガイ ド手段と してめダブテールを形成 し、 その嵌合によ って可 動ホルダー 3 を固定ホルダー 2 に一方向にのみ移動可能に 保持される こ と もある 《 例えば、 F i g . l 1 Aに示すよ う に、 磁性金属板を折 り 曲げて底部にダブテールの雄形ある いは 雌形からなるガイ ド部 2 b , 2 b を形成する一方、 可動ホ ルダー 3 の底面にダブテールの雌形あるいは雄形からなる ガイ ド部 3 b , 3 b を形成 し、 これらを嵌め合せる こ と に よ って感磁面 4 a と 直交する方向にのみ移動可能に保持さ せる よ う に して いる 。 この場合における可動ホルダー 3 と 固定ホルダー 2 と の固定は、 固定ホルダー 2 の厠端面と 可 H
[0034] 動ホルダー 3の側壁面との間及び接着剤溜め 3 c に接着剤 を浸み込ませること によって行なわれる。 また、 F i g . l 1 Bに示すよ う に、 固定ホルダー 2 と して、 ダブテールの雄 形あるいは雌形からなるガイ ド部 2 b , 2 b を切削などの 機械加工によってあるいは押出し成形等によって形成した 厚板状の固定ホルダーを採用するこ と も可能である。 この 場合、 固定ホルダー 2に弾性材料を採用するこ と によって、 あるいは可動ホルダー 3厠のガイ ド部 3 bの弾性によって、 ガイ ド部 2 b , 2 b , 3 b , 3 bの間に所定の弾性圧接力 が得られるよ う に設けられている。 F i g · 1 1 A及び F i g . B に示されたホルダー構造による と 、 固定ホルダー 2は可動 ホルダー 3の幅と同じ大き さにして位置決めのための突片 2 a , 2 aを設ければ足り るのでホルダー全体をコンパク 卜にできる
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 屈曲可能な信号入出力部材を接続した磁気感応素子を 保持する可動ホルダーと 、 基板に固定され前記可動ホルダ 一を保持する固定ホルダーと 、 この固定ホルダーと 前記可 動ホルダー と の閭において前記可動ホルダーを一方向に移 動可能に案内するガイ ド手段と から成 り 、 前記可動ホルダ 一の移動方向を前記磁気感応素子の感磁面に対 し直交方向 に設定 したこ と を特徴とする磁気感応素子用ホルダー。
2 . 前記固定ホルダーが磁性金属板からなる こ と を特徴と する請求項 1 記載の磁気感応素子用ホルダー。
3 . 前記固定ホルダーに内測に傾斜 した斜面からなる左右 一対のガイ ド部を形成する一方、 この固定ホルダーのガイ ド部と摺動する傾斜面からなる左右一対のガイ ド部を可動 ホルダーに突出形成 し、 前記固定ホルダーのガイ ド部間に 可動ホルダーのガイ ド部を嵌め込んで前記ガイ ド手段を構 成 したこ と を特徴とする請求項 1 記載の磁気感応素子用ホ ルダ一。
4 . 前記固定ホルダーを弾性材料で形成 し、 固定ホルダー のガイ ド部の弾性圧接力によ り可動ホルダーのガイ ド部を 保持する こ と を特徴とする請求項 3記載の磁気感応素子用 ホルダー。
5 . 前記固定ホルダーのガイ ド部に構造的に弾性を付与 し たこ と を特徴とする請求項 3記載の磁気感応素子用ホルダ
6 . 前記可動ホルダーの前面に上記移動方向と直角な面を 有する凹部を形成し、 該凹部に磁気感応素子を嵌合固定し て可動ホルダーの移動方向と磁気感応素子の惑磁面と を直 交させるこ とを特徴とする請求項 1記載の磁気感応素子用 ホルダー。
Ί . 前記固定ホルダーを磁気記録媒体の接線と平行に位置 決め固定して、 磁気感応素子の感磁面を磁気記録媒体と平 行にしたこ とを特徴とする請求項 1記載の磁気感応素子用 ホルダー,
8 . 前記信号入出力部材の屈曲によ り可動ホルダーの移動 を許容して磁気感応素子の感磁面と磁気記録媒体との間の ギャ ップを調整するこ とを特徴とする請求項 1記載の磁気 感応素子用ホルダー。
9 . 前記可動ホルダーのガイ ド部の上部に接着剤溜り を形 fitしたこ と.を特徴とする請求項 3記載の磁気感応素子用ホ ルダー *
1 0 . 前記固定ホルダーは、 基板に穿孔された位置決め用 透孔に挿入される突片を少なく と も 2力所設け、 該突片を 基板の透孔に揷入した状態で基板にろ う付け可能と したこ とを特徴とする請求項 7記載の磁気感応素子用ホルダー。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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EP0407578B1|1994-07-13|
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EP0407578A1|1991-01-16|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-08-24| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
1989-08-24| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE GB NL |
1990-08-08| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989902292 Country of ref document: EP |
1991-01-16| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989902292 Country of ref document: EP |
1994-07-13| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1989902292 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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JP63/27696||1988-02-10||
SG161194A|SG161194G|1988-02-10|1994-11-07|Holder for magnetic sensitive element|DE1989616793| DE68916793T2|1988-02-10|1989-02-10|Halter für magnetisches empfindliches element.|
EP19890902292| EP0407578B1|1988-02-10|1989-02-10|Holder for magnetic sensitive element|
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SG161194A| SG161194G|1988-02-10|1994-11-07|Holder for magnetic sensitive element|
HK147394A| HK147394A|1988-02-10|1994-12-30|Holder for magnetic sensitive element|
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